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2009年7月14日 (火)

96. メンリッヘンのハイキング銀座

Ropeway 6月25日(金)今朝もユングフラウが綺麗に見えます。ラッキー。好天です。
今日はメンリッヘンからクライネシャイデックまで歩き、電車でグリンデルワルトへ下り、フィルスト展望台へ上る予定です。

前日この日程を皆に知らせたらハッチャンから「なんでそこへ、行くねん」と尋ねられました。
「ここはナ、グリンデルワルトのハイキング銀座でナ、5日間もヴェンゲンに居て行かへんかったら軽蔑されるで。」ハイキング銀座と聞いてニッコリ。「ア、ソウ、行く」(銀座ブランドに弱いの??)

Staubbach_fall 8時半のメンリッヘン行き始発のロープウエイに乗りました。村の下のシュタウブ・バッハが眩しく光ります。ブライトホルンもクッキリと聳えています。

Valley

メンリッヘン駅に着いてみると西風が強く、スイス国旗がパタパタとはためいています。
メンヒから西の山は朝日に光り素晴らしく、一通りの写真を撮った後、南へ歩を進めました。

グルンドから上がってくるゴンドラ駅前に一寸した広場がありブランコが備えてあり、ハッチャン嬉しがって腰掛け漕ぎ出しました。
「スミマセン」の若い声に振り返ると二人のお嬢さんが「写真とってください」とデジカメを差し出した。チュッゲンの右に見えるユングフラウをバックに収めて再生してみせると「おじいさん、上手」と愛想よろしい。「手ぶらでどこへ行くの」と聞いたら、午後次の目的地へ出発するまで自由なので、ここへ上がってきたという。バイバイと別れたが、ナンパをするためメールアドレス聞けば良かったかな・・・

Tschuggen チュッゲンの斜面は残雪が一杯で道路も塞がれています。

Tschuggen2 乳母車でも歩けるというこの道は今は不可能。
残雪の手前は雪解けで湿っており、

Flower1 「おきな草」の白い花が群生し一同「オオッ」と立ち止まります。

Photo

ふと前を見るとハッチャンが倒れています。山の景色といい、残雪といい感激ひとしおのはっちゃんだから悶絶、気絶したのか・・・「おい、しっかりセぇ。」声を掛けると「風で花が揺れるぅ」
寝転んで花を撮っているのです。他人が見ると「雪倒れ」に見える。エエ格好ではない。

Fountain 道の両脇は雪解け水が流れジメジメしています。道路の設備も雪で壊れています。

Denden2

だれかが「デンデン虫や」と奇声をあげました。
草むらに三匹這い回っており、「あら、貝が右回りヤ。珍し」カミサンが喜んでいます。
日本の蝸牛は左巻きで外国には右巻きがいると聞いたと、偉そうに言い鼻ぴくり。

こちらは、あれがヴェッターホルン、ほいでグリンデルワルトは逆光で霞んで・・・と
撮影ネタに夢中のところへ「でんでん虫」とくるから頭の中が変になります。相当なカルチャーギャップだナ。

Enzian 僅かに咲いている花を見つけて図鑑と首っ引きの金髪のお姉さんがいました。上目使いに覗いて「ワンダfuru☆▲*※∋・・」と邪魔をするのがはっちゃん。はち連れも一緒に動きません。

Flower2

Flower3

Panorama

チュッゲンを過ぎ、鼻を曲がると正面にアイガーが雲を巻き上げ火山のようです。
窪んだ北壁に雲が集まり湧き上がのでしょう。
昨日からアイガーは機嫌が悪く素顔を見せてくれません。珍しいです。
Jungfrau 反面、ユングフラウは夏の始まりを喜んでいるようにみえ雲が付いたり離れたり・・・

山に見とれている傍をツアーの一団がゆっくり追い越して行きました。先頭には杖をついた年配の爺さま、これに団体がペースを合わせているようです。爺さまは「あんた元気じゃなぁ。年は幾つ??」偉そうに言っています。

道はU字谷に沿ってを曲がり、次の鼻の地点は残雪が多く、雪を固め仮の道が出来ています。
爺さま一行がそこを通過するのを待つこととしました。
白い雪の上を点々と人影が続き、背景にメンヒが聳える。絶好の撮影ポイント、はっちゃんも止まって待ちます。
花を撮りながら道草していたカミサンとはち連れ、追いついてきて「なにしとるん」状況を説明すると賛同し、道端に腰を下ろました。

10分、20分待っても団体は出てこない。「おかしい」と感じ、こっちもそろりと歩き出した。
U字谷を過ぎた辺りで団体は全員腰を降ろして休憩中。出てこないはずだよ。

やぎさん夫妻は道端のベンチに掛け、メンヒを見ながら「天下泰平」と笑って我々4名を待っていました。ベンチはハイキング道の所々、絶景の場所に置いてあります。

Monhi 爺さま一行は動き出したが撮影アングルが狂い、結局はっちゃん達の目論みは崩れましたが、
かの雪道では記念撮影とあいなりました。
「やぎさんの奥さん、とうちゃんと手を繋いで!! ニッコリ!!」
はっちゃんは大きな掛け声でカメラを覗きます。「つぎ、よしださん。手を繋いで」はち連れは手を叩いてはやしています。

照れくさぁ~と振り返れば青いメンヒが雲の衣をなびかせていました。「天下泰平」だ。

道草しながら普通の人の2倍もかかって昨日休んだクライネシャイデック上のレストランに着ぃました。
そのとき後から来た小グループのリーダーから「こんにちは」と声を掛られ、振り返ると声の主はヴェンゲンの土産物店(夜10時まで営業)で手伝っているおねえさんです。
店に行ったとき買い物のアドバイスをしてくれて、押し売りをしないのが好感を呼び、店は日本人客が多く繁盛しています。
Photo_2 今日はウエスタンハットでおしゃれ。ガイドのバイトもしているのです。
「みなさん、あれがクライネシャイデク」です。あと少し、頑張りましょう」と坂道を下っていきましたこれからヨッホへ上るのでしょう。こちらはここで一休み・・・

昨日と変わらぬ風景に満足しテーブルを確保して持参の弁当を広げます。
ハイキングの疲れは歩いた距離でなく、かかった時間に相違ない。メッチャ歩いた気分です。
ペースを守りリズムに乗って歩くと疲れはさほど感じないが、今日は立ち止まったり小走りしたり、そろりそろりと歩いたりで時間をかけすぎています。脚に体重をかける時間が長いので倍歩いた感じで、弁当
食べながら自説を話すと「ありうる」「かんけいない」上の空の返事、食べるのに夢中です。

クライネシャイデックの売店で土産物を漁り、グリンデルワルトへ下る電車に乗ります。
綺麗なお姉さんが検札に来ました。ユングフラウパスを一斉に出して「グーテン・ターグ」。
ところが小生のパスが見つからない。お姉さんはベストのポケットはと指示するがナイ。あじゃぁ~。
「パス・ゴーン・ウイズ・ウインド。」と苦笑いすると、同じグループかと聞いて、レシートをグリンデルワルトの駅に見せると再発行してくれるからと優しく言い残し前の車両へ行きました。

かみさん「どこへなおした。ん、もう」と不機嫌。肩から掛けているポシェにはポケットが9つあり、丁
寧に探すと一番奥に入っていました。
ロープウエイに乗ったとき、いつもと違う場所へ押し込んだらしい。ヤレヤレ。

ヴェッターホルン(3692m)はグリンデルワルトのシンボルです。電車が急勾配を軋みながら下り、カーブを曲がる度に姿が大きくなってきます。

Church フィルスト展望台へ上る前に村はずれの教会を目指します。ここの写真を撮らないとグリンデルワルトへ来た証拠にならなりません。カーブした道路の右側に塔が立ち、後にはヴェッターホルンが聳えています。ポスター、パンフレットの度々登場する名所であるが撮影アングルが難しく、道路わきの牧草地の中が良いのだが勝手に入るわけにはいかず、ふちをうろうろ。

「途中の駅では降りたらあかんデぇ」と先頭に立ちm二人乗りのテレキャビンに乗りました。
後続ははっちゃん、はち連れ、やぎさん夫妻の順に続いました。

上グリンデル氷河の後退が著しく麓から800段近い階段を上らないと末端へ行けないと聞いたから、そこら辺りを凝視した。末端のモレーンも光っており氷河との境界がハッキリしませんでした。

10年ぶりのフィルスト。建物もすっかり新しくなり入り口には近くに住む動物の標本が飾ってありました。

展望テラスは満員。南の端っこだけが空いていますが、下から吹き上げる風が強すぎ敬遠されているようです。

Photo_3 シュレックホルン、フィーシャーホルンあたりに雲がかかり展望はいまいち。

Photo_4 ヴェッターホルンの北壁が良く見えるが、この山そのものに「見飽きた」と言う感じで誰も感動しなく、人間勝手なもんだ。

帰り、グルントからメンリッヘンへ上る4人乗りのテレキャビン、乗るのは2度目だ。
勝手がわかってくると下界に何があったかを覚えているので楽しい。
林の中にぽつんと立つスキーリフト終点、8合目まで上ってくる村営バス、家路へ急ぐ牛の群れ、終点近くのマーモットの巣、指差しながらやぎ奥さんとかみさん、はしゃいでいた。

Wengen_mainstreet ヴェェンゲンの目抜き通りを歩きホテルへ向かいますが、通りの上に横断幕が張られユングフラウの写真が偉そうに揺れています。

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