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2009年6月29日 (月)

89. グランモンテ

Grandesmonte_map2 シャモニーの町からバスで15分、レ・ショザレで下車、ロニアンというロープウエイの駅からロープウエイを乗り継いで着くグランモンテは、標高3233mで岩山の上にあります。
屋根はロープウエイの駅と一軒の喫茶店にあるだけで、三方を氷河に囲まれる素朴な展望Gl_pendant 台。

Gl_rognons

登って来る大半の者は目前の氷壁でクライミングの訓練をする山男達です。
ロープウエイに乗ると耐寒完全装備でザイルとピッケルを持つ大男に囲まれ、爺さん婆さんの来るところとは違う言われそうで、隅っこで小さくなってします。観光客はポツリポツリです。

Vert_drus_monblanc_r

展望台はパイプを組んだデッキだけです。正面、南を向くと、主役ヴェルト針峰(4122m)は覆い被さるようで、その右にドリュ峰(奥が3745m手前が3733m)が居座っています。その向こうにモンブランが堂々としています。
Drus ここから見るドリュ峰はアヒルの嘴みたいで、モンタンヴェールから見た刀の刃形状とはまるで異なります。
ドリュ峰の右手は深い谷で、ご存知のメール・ド・グラス氷河が底を流れます。彼方にはモンブランが控えています。

Aig_de_verte

ヴェルト針峰の手前にプチ・ヴェルト峰があり、見事な氷の壁が広がっています。

Verte_climber Glacier_de_argentiere

眼を凝らしてみるとクライマーが芥子粒の大きさで氷壁登りの練習に励んでいます。

眼を左に(東に)転じると谷底にアルジャンティエール氷河が流れ、下流に物凄いクレバスが見られます。流れに直角に切れ目を入れ折り曲げているようです。調べたところ底の岩盤が飛び出しそこをジャンプする形になり、氷の折れ目が出来たようです。今でも学術調査目的の先生
が許可を得て底の岩盤を見に来るそうです。なんでも人が腹這いで入れる隙間があるそうな・・・
メール・ド・グラス氷河より河床が高いので夏でも雪に覆われ美しい氷河として有名です。

Photo_2

氷河の対岸はアルジャンティエール針峰群が威張っています。

Glacier_de_argentiere2 一番奥に三角の形をしたモン・ドラン峰(3823m)が遠望できます。この山のテッペンはフランス、イタリア、スイス3国の境界が集まる
ので地理的に有名な山です。多くの人は氷河のクレバスには目もくれずモン・ドランは何処だと探して
います。

To_montetos_path Aig_rouges

北側の展望は赤い針峰群、スイスへ通じるモンテ峠への道が望めます。

Dangerous_area 展望デッキから下は氷河ですから素人は危険、僅かに水平の氷のテラスにパラグライダーの基地があり
メール・ド・グラス氷河目掛けて飛び立っています。

Parasailler

展望台からロープウエイの乗り継ぎ点クロア・ド・ロニアンまでの急斜面は、冬、スキーで賑わいます。


しかし夏は氷と静寂が広がる世界です。

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