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2009年6月20日 (土)

84. エギーユ・デュ・ミディ展望台

Midi_l 舌を噛みそうな名前、エギーユ・デュ・ミディ展望台(標高38422m富士山より高い)シャモニーの町から肉眼で見上げられます。

Midixx

尖った山のテッペンに塔が立っているようです。
塔の根っこがテラスになっており中央テラスと呼ばれています。

Midi07_l

ここへ上るのには、ロープウエイを乗り継ぎ20分余りで着いた後、エレベーターに乗り換えます。
エレベター代はロープウエイ代に入ってなく別途支払いが必要です。

富士山より高いので高山病が心配されますが、ロープウエイの乗り継ぎ点が2309m、ここでは毎時680人のペースで運び、ここから上は毎時600人のペースですから、待つ人が溜まってきます。
昼ごろには30分も待ちます。そのため、乗り継ぎ点では売店、喫茶店があり繁盛しています。

このようにして高所対策をしてあるから、高山病はまず心配ありません。

Noriba_l ところがロープウエイに乗るのは大変です。定員の50%は予約客です。ツアーグループはガイドが
予約を取っているから心配ありませんが、当日客は出発時間を指定して切符を買います。キップ売り場の
窓口に次は何時のキップと表示しています。予約は10時間前から受付ます。

Midi_guide2_l

希望する時間分が売れてしまっていたら時間がずれて後になります。(切符は出発30分前まで買えます。)
切符を持っている人は出発10分前に呼び出しがあます。登山をする人は朝6時頃から並んでいます。9時頃出かけると午後にならないと乗れません。

従って待合所はごった返しています。切符を買うのに並ぶ人、出発を待つ人、グループの待ち合わせ、おろおろします。個人旅行の人は要注意です。

Zu1 乗り継ぎ点、までは1954年にでき、それから上の区間(第2区間)が難工事であったとか。
その様子を地元のガイドブックは次のように伝えています。

直径14mm、長さ1700mのケーブルを分割せずに山頂まで引き上げることは大変なことでした。この難事業にはアオスタとシャモニーのガイド達が当たりました。互いの体をロープで縛りつけて繋いだ30人の山男の一隊は、それぞれが木枠を背負い、一人当たり30kgのケーブルを巻きつけました。荷上げには2日間かかりました。
下りも生易しいことでなく、落石、落氷が絶え間なく続く中絶壁に沿って降りなければなりませんでした。
巻上げ機械で太いケーブルをあげる時には6名のガイドが頑張りました。ケーブルは何度も岸壁の間にはまって動かなくなり、大変な離れ技でそれを引っ張り出さねばならず、8時間半もきつい作業がつづきました。
それからは、山と人との仮借の無い格闘が始まりました。風速30mの身を切る風、猛吹雪の極限の気象条件の下建設が敢行されました。2名の尊い犠牲も出ました。

さて、ロープウエイは頂上到着前は真上に引っ張られるようになります。目前の氷河が壁のように感じられ徐々に上がっていきます。
到着は手前の峰で、橋を渡って奥の峰に行くとテラスに上るエレベーターがあります。シニアーは割引があります。
中央テラスは360度眺望が出来ますが、晴天でも寒いので防寒の備えは欠かせません。
また雪の反射光線がきついのでサングラスも欠かせません。

テラスからの展望はこの次に・・・

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