« 84. エギーユ・デュ・ミディ展望台 | トップページ | 86. ジェアン氷河空中散歩(下) »

2009年6月21日 (日)

85. ジェアン氷河空中散歩(上)

96年7月始め、シャモニーに着いて3日目、前日まで雨に祟られ泣きべそ。
4日目の朝ホテルの隣の部屋から電話で「モンブランがくっきりじゃぁ」と起こされました。

Morgen2 早速テラスへ三脚を立て朝焼け撮影のスタンバイ。モンブランのモルゲンロート(朝焼け)をキャッチ
しました。モルゲンロートがくっきりの今日一日は晴天確実です。

Gean_map

シャモニーへ来る人の大半が指を咥えて、ああ乗りたいと言って帰るのが、ジェアン氷河のロープ
ウエイの旅です。滅多に乗れません。
【パックの人は不可能と言われますが、大阪でプロ野球の球団をやっている旅行会社がこのコースを
採用して人気を呼んでいます。】

その理由は時間不足です。ミディがら出ると45分かかって終点エルブローネに着き、
折り返しに45分。乗り場の待ち時間が1時間ずつとして3.5時間。
ミディへ登るのには朝早く出るのに予約を入れてギリギリです。
よって、正攻法では無理が多く裏をかくゲリラ戦法にでます。
逆コースを採るためモンブラントンネルを抜け、イタリアへ行きます。
モンブランの真下に1.6kmのトンネルがあります。ロープウエイ乗り場までは18km見れば上々。タクシーで20分そこそこの距離になります。

Map ロープウエイ乗り場は、クールメイユール町のアントレーヴちゅう所の「ラ・パル」(La Palud)です。日本のガイドブックは全部「クールメイユール」ですけど正確には「ラ・パル」。
さて、乗り場に着いたものの、前日来の悪天候でケーブルに雪が積もり凍っており除去と点検に時間がかかりました。

Monblanc_from_palud
乗り場の裏手周辺をうろついていると、ロープウエイの左手にモンブラン、右手にグランドジョラスが眺められ拍子抜けをしました。

Grandes_jorasses_frompaludl

ラ・パルからミディまでの通し切符はありません。別々です。

エルブローネまではロープウエイを乗り継いで上ります。定員に満たない客でしたからスイスイと。
エルブローネに着いたらガラガラで、ミディ針峰行きのロープウエイが走っています。
4人乗りのゴンドラが3つ、間を置いて連結され1単位になっています。それが略1分間隔で走っています。

エルブローネからミディ針峰へ到るまで湾状の大氷河が広がり、湾の縁、北には岩山が並び、
南には氷河が流れ出る口が開いています。標高は凡そ3400m。

Dent_du_deant1 出発して間もなくダン・デュ・ジェアン(4013m)の天を突く悪魔のような尖った針峰が現れます。

Geant_glacier01 そして北側に眼を向けると氷河の縁を行くクライマー達がケシ粒のように見えます。

Photo_2 トウル針峰(3534m)の麓を行くクライマーも・・・

3

突然、ガタンと音がしてロープウエイが止まりました。故障!? ドキリとします。
撮影タイムのサービスです。しかし下を覗くと大クレバスにゾーとします。

|

« 84. エギーユ・デュ・ミディ展望台 | トップページ | 86. ジェアン氷河空中散歩(下) »

氷河」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 84. エギーユ・デュ・ミディ展望台 | トップページ | 86. ジェアン氷河空中散歩(下) »