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2009年5月 4日 (月)

51. エッギスホルン展望台

000031 98年7月15日昼前、グループ10名の一行はフィーシャーのロープウエイ乗り場に着きました。
乗り場は大混雑です。現地のボーイスカウトの団体が待っています。団体の中に並んでいると付き添いの
先生が丁寧な英語で団体を纏めるので後ろに並んでくれませんかと要請された。
切符係りはスイスパスを集め出札口へ行って来ましたが、エッギスホルンへ登り、帰りはキューボデンで下車するというのが通じず片道だけを買ってきました。後で清算しよう。

Photo
キューボデン(2212m)着いて先に上った日本人団体とすれ違ったとき「氷河よく見えますよ。」
嬉しくて皆笑顔がこぼれます。

Aletch_gr_w

エッギスホルン展望台は2869m。ユングフラウヨッホから流れ出すアレッチ氷河は眼の下に横たわります。ヨーロパで最大の氷河は長さ24.7km、平均幅3.8km。奥から手前に来て、左にカーブして、その彼方へ流れていきます。

Guidemap_w
展望台で腹拵えし、岩場の表示板の前に立つと、画面中央やや左の尖った三角の山はアレッチホルン(4195m)で氷河と並んでこの展望台の主(ぬし)ですが、ガイドブックでは写真がカットされてマイナー扱いにされています。ここへ来て始めてアレッチホルンに気付く人が殆どです。

Photo_2
そして、日本人はユングフラウはどこだ、アイガーは何処だと騒ぎ立てています。

Aletch01 遥か彼方のマメ粒ほどの3山を見つけて大喜びしています。如何にブランド志向かと思うと、おかしくなってきます。
大氷河と言われるだけあって雄大である。目を凝して見ると表面がささくれ立っているのが判ります。

Photo_3 Big_aletsch

凹凸が甚だしく、クレバスだらけで双眼鏡を持って来ればと悔やむ人が多いです

一行の人から、この氷河の2つの太い筋は何物かと尋ねられました。つぎのように答えたら本気で手帳にメモを始めたので慌てて止めさせました。
「日本がバブルに踊っていた頃、ゼネコンがここへ鉄道を牽いて観光列車を走らせようとした。線路を敷く手前でバブルが弾けた。筋はその残骸だ。左が上り、右が下り線に使う予定だった。」

本当はこうです。アレッチ氷河は3つの氷河が合流して出来ており、筋を辿っていくと判ります。
例えば右の筋(赤い矢印)は右側の氷河が右岸の山の斜面を削って岩石を巻き込んで流れ、中央の氷河と合流しています。
青い矢印は左岸の斜面を削ったものです。
ほかで筋のある氷河に気がついたら、支流が合流していると考えていいです。

さて下りのロープウエイ、ノーチケットと言って乗り込み、下車して駅長室へ全員連れ込まれた。
切符係りが旨く説明してOK。

Photo_4
1時間30分かけてベットマーアルプまで標高約2000mの高原を散歩しました。
いよいよ明日は氷河近くを歩きます。

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