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2009年3月25日 (水)

25. モンブラン(上)

マッターホルン、ユングフラウと並んでヨーロッパアルプス三大名峰と謳われるモンブランは標高4807mで単独峰でなく周りに多くの山を抱えます。
マッターホルンを中心とする「ヴァリス山群」の西に連なる4000m級の山はグランコンバン(4314m)、ヴェルト針峰(4122m)、グランドジョラス(4208m)位で4807mのモンブランは際立って高い山でアルプスの女王といわれています。
モンブランのテッペンはイスラム経のモスクの天蓋に似たドーム形で、見上げるとドームの形そのものがちょこんと出ているだけです。
菓子のケーキの名はこの形を似せているようです。
モンブランを見たさに96年にシャモニーを訪れましたが曇天続きでガスに覆われなかなか見えません。
3日目の朝ホテルの隣の部屋から起こされ朝焼けを見ることが出来ました。その日はガイドを伴い見に行く日で幸運の日になりました。

2年後縁あって再々訪でき更に充実した旅行になりました。

この山はお世辞にも美しい山とは言えません。雪の塊でよく注意しないとテッペンを見誤ります。
展望台からでも、遠くからでも「あそこ」だと指呼されないとわかりません。
しかし、一度知るとこれだと判るようになるのは山塊が大きく際立って高い山だからでしょう。
遠くからみても「シャモニーのシンボル」というのが良く判ります。

From_prevent_3

最もバランスの取れた姿はシャモニーの谷の向かい側から遠望するときです。
モンブランの前に二つの氷河が流れ眺望を彩ります。主役の山は奥に鎮座しています。

From_midi_4

見るにはミディ展望台からです。無人の風景よりも人が大勢いるほうが賑やかです。

000020_2

正面から見ると一番奥に見えるのですが、東側から見ると趣ががらりと変わります。
氷河を含めたものは斜めから見たものですが、横(東側)から眺めるとテッペンの位置関係が良く判ります。

Granmonte_3

グランモンテ展望台か見ると明瞭です。

Balm_path41_2

さらに東のバルム峠からはシャモニーの主役であることが読み取れます。

On_jean_2

テッペンの形を覚えると思わぬところから顔を出すので愉快です。ジェアン氷河を渡るロープウエイの大クレバスの真上から見えたときはオヤッと思わせます。方向感覚を研ぎ澄ませていないと見誤ることがあります。


【注】
シャモニーはフランス領ですがガイドブックではスイスの付録として案内されています。
このブログでもシャモニーはスイス旅行の一部として取り上げる予定です。

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