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2009年3月 8日 (日)

18. 氷河急行(下)

今まで線路に沿って流れていたアルブラ川はトゥーディスでヒンター・ライン川と合流して広々とした平原に出て北上します。
そしてライヒエナウで西から流れてきたフォルダーライン川と合流してライン河になり東へ流れます。

Capt0000_2
北上した列車はカーブして東に向かいライヒエナウに着きスイッチバックします。
ここで座席のサイドが左右入れ替わるわけです。
ツェルマット方面から来た列車も同じでスイッチバックしますから、左側の人は右側になりますね。ランドバッサー橋は右側ですからご注意くださいよ。

Photo_3
さて、列車はフォルダー・ライン川に沿い西に向かいます。
地滑りのあった白い肌の崖の下を通り、トウルンを通過します。この村は世界的に有名な絵本画家カルジェの故郷と後で知りました。
間もなくディーセンティスに到着です。ここからMGB(マッタホルン・ゴッタルド鉄道)区間で機関車の付け替え、食堂車や車両の切り離しのため暫く停車します。乗客たちはホームに下り一息つく人もいます。

Photo_4
発車すると車内放送が独・仏・英の言葉で流れ、沿線の説明に入ります。
フォルダーライン川は次第に細くなり谷間に遠ざかり。列車は坂を登り始めます。左手遠方の山の
中にフォルダーライン川の源流があると放送されます。
氷河急行全線で最も高い2033mのオーバーアルプ峠を目指しラックレールを使って唸りながら急勾配を上って行きます。

Oberalp7_3

峠の標識はトンネルで見えませんが、潜り抜けると湖が広がります。オーバーアルプ湖です。

Andermatt4_2

湖を過ぎると下りになりヘヤピンカーブを速度を落としてゆっくり下って行きます。
眼下には広い渓谷が広がり手前にアンデルマットの町が大きくなってきます

Andermatt_3

カーブを曲がる度、町が右に左に変わるのでカメラを持った乗客がおろおろします。列車の速度が緩いのでバッチリ撮れますから皆さん満足げです。
ヘアピンカーブは4回繰り返しますが、平行して走る道路は7回繰り返すほど急勾配の下りです。

Oberalp1_3

(くだりの急勾配、道路のヒャピンカーブがくっきりと。)

Train_2

(道路もヘヤピンカーブで、鉄道のカーブがその間を縫うように走ります。)

アンデルマットは古くからアルプス越えのルートの宿場町として栄えた交通の要衝です。
今も鉄道と道路は東西南北、地面と地下で立体交差しています。

パック旅行ではここで降り、バスで峠を越えローヌ氷河を見てグリンデルワルトへ行くコースを設定するのが増えています。

Eggishorn_2

アンデルマットを出た列車はフルカトンネルを抜けて明るい谷を走り村々を通過し、フィーシュに
止まります。ここからロープウエイを二つ乗り継ぐと、アレッチ氷河の見える所へ着きます。高級なパック旅行ではセットしているところもあります。

やがて列車はブリークに着きます。MGBは国鉄と線路幅が違うので駅は別々で、MGBは駅前にあり、ホームと屋根だけの駅です。私鉄が粗末に扱われている気がします。

ブリークを出るとフィスプを経てマッター谷を上ります。そこら辺は下記を参照ください。

http://www52.tok2.com/home/bokkei3/magazine/mag15/memo_15_1.htm

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