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2009年3月30日 (月)

27. P・ベルニナ(上)

マッターホルン、ユングフラウ、モンブランの名峰に P・ベルニナ(4049m)を加えてアルプス4大名峰と呼びます。

マッターホルンを中心とするヴァリス山群、ユングフラウを中心とするベルナーオーバーランド山群、モンブランを中心とするモンブラン山群はリゾート地のほかに登山基地の性格を持ち合わせています。急峻な岩山は素人を近づけ難い様相を持っています。

アイガー、マッターホルン、グランドジョラスといった登山家の命を奪う北壁の急崖は有名です。

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しかし、ベルニナ山群は穏やかな山容で驚かされます。スイス東南部サンモリッツを中心とするエンガディン谷の南側に広がり、4000mを越えるのは主峰 P・ベルニナ だけですが数多くの氷河を擁し麓には湖が点在しており人々が多く暮らしています。

P・ベルニナは2ヵ所から違った形で眺められます。一つはディアヴォレツァ展望台、も一つはコルバッチ展望台からです。前者は東北の方角から、後者は西北の方角からでどちらが良いかは見る人の主観によります。レコードのA面かB面かと例える人もいますが・・・

Station_3 サンモリッツからベルニナの谷を走る鉄道に乗り40分、ベルニナ・ディアヴォレツァで降りて
ロープウエイに乗ります。駅の周りにはロープウエイの駅だけで人家はありません。
展望台はあるのかなと心配ですが、スノーボードを持った現地スキーヤーが同乗しているので間違いなさそうです。

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2973mの終点に着いた途端ビックリします。目の前に3連山、奥にも3連山、その右手にP・ベルニナが聳えます。
手前の3連山は P・パリュ(3905m)置くの連山は P・ベラヴィスタ(3922m)そして主峰と白い峰が続きます。
P・ベルニナの穏やかな白い稜線は登山家に天国への階段ともビアンコ・グラート(白い鞍部)とも呼ばれ親しまれています。

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P・パリュから下るペルス氷河はP・ベルニナからのモルテラッチ氷河と合流し右手後方の谷へ下っています。

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展望台には外壁がガラス貼りのレストランがあり、外壁が鏡の役をしておりこれに映る山を楽しむのも趣があります。

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また、テラスに出て飲み物を摂りながらひと時を過す人々が後を絶ちません。

【注】
現在はデジタルカメラが中心ですが95年当時はフィルムカメラで撮影に苦労しました。
快晴時、標高3000m近くでは紫外線が強く茶色に感光する場合があり、フイルムをスキャナーしたあとソフトでレタッチしなければなりませんでした。

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