2010年5月27日 (木)

104 カストル、ポルックス

リスカムの右にツベリング氷河がありますが、その右に小さな双子の山が見えます。左がカストル(Castor 4223m)右がポルックス(Pollux 4092m)です。Monterosaliskacastorpoll

天空の星座に「ふたご座」がありカストルとポルックスが主星として明るく輝いています。それになぞらえこの山もふたご座の名前を付けたのでしょう。
写真ではリスカムの手前に黒いパンケーキ状のシュヴァルツェホルン(黒い山 3306m)が目障りですが我慢しましょう。
リスカムからカストル、ポルックスを通り右手のブライトホルンの稜線はイタリアとの国境です。Castorpollux

星座の伝説ではカストルとポルックスは白鳥に姿を変えた大神ゼウスの双子の息子でした。
二人とも仲がよく兄カストルは乗馬の名手、弟ポルックスは名ボクサーでした。
ところが兄は戦争で亡くなり悲しんだ弟は兄の後を追い死のうとしましたが、不死身の生まれゆえ死ねません。ゼウスに頼み不死身を解いてもらい兄と一緒にふたご座になったとか・・・。
天空の兄弟のロマンに重ね小さな双子の山を眺めて下さい。

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2010年5月18日 (火)

103 リスカム

モンテローザの右に見えるのが「リスカム」です。Photo
端正な白銀の山で標高4527m。ヴァリス山系の「銀の鞍」と呼ばれています。
この山は東側から見ると「銀の鞍」が良く判ると言われます。
(写真では奥の尖ったピークがテッペンです。)

われわれ素人にはサイトの情報を頼るしかありません。
Google Earth でかすかに想像できます。

下記サイトでモンテローザから望んだリスカムを参照ください。

http://www.summitpost.org/view_object.php?object_id=26819&context_id=150274


http://www.geocities.jp/doujin_siki/photogallery/html/gallery10.html

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2009年11月19日 (木)

102 モンテローザ

スイスNo1の展望台として知られる「ゴルナーグラート(3089m)」へはツェルマットから登山電車で40分の場所です。
日本では見られない4000m級の峰と氷河がひしめきます。
展望台南側の眺望の内左端に聳えるのがモンテローザ、名前の由来はイタリア語「Rosa(ピンクの意)」からではなく氷河を意味する「Roisa」と言われます。
単一の山でなく多くの峰からなる山塊で、峰は20を数えるとか。

Photo 

主峰は「Dufourspize]4634mで、4000mクラスの峰は13あり夫々に名前がついている。
主なピークの連なりはイタリアとの国境線になっています。
3500mの場所にあるモンテローザ小屋は夏スキーで賑い、小屋へは氷河を渡って岩をよじ登って行くと。
ここから流れ出すのがゴルナー氷河で幾つもの氷河を集め左から右へ流れ下ります。

左から右へ見渡すと7筋の氷河が見えます。

モンテローザ山塊、4000m級の峰々
Dufourspitze、4634m
Ostspitze、4632m
Grenzgipfel、4618m
Nordend、4609m
Zumsteinspitzel、4563m
Gnifetti、4554m
Silbersattel、4513m
Grenzsattel、4453m
Parrotspitze、4432m
Ludwigshohe、4341m
Schwarthorn、4322m
Vincent-Pyramide、4215m
Balmenhorn、4167m
Punta Giordani、4046m

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2009年11月10日 (火)

101 ゴルナーグラート(追記)

2009年8月に当ブログの書き込みを終了したと宣言しましたが、何か物足りない気がしています。静かに考えて見ますと「ゴルナーグラート」の「物語」はあるけれど、ゴルナーグラートに立ったとき目の前に広がる白銀の山々の説明がないことでした。

そこで、格好悪いけれど追加することとしました。まずは

全景ご覧下さい。展望台南側の展望です。白銀の山々の稜線を結ぶとイタリヤとの国境線になります。

Gornergrat

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2009年8月 4日 (火)

あとがき

92年から04年まで9回に亘りスイス観光をしました。グループで行ったりパックツアーで行ったりですから場所が重複する場合も多かったです。

その中には悪天候で泣かされた場所のリベンジもあり、写真好きな私にはユングフラウ、マッターホルン、モンブラン、ベルニナなどの名峰の撮影がたっぷり出来ました。
ガイドブックに記載されてないものを多く取り上げました。今後予定のある方への参考になればと願っています。

ブログもちょうど100話になりましたので取りあえず「エンジョイ・スイス旅行」は終りとします。ご愛読を感謝いたします。

日本で見られないスイスの風景は4000mを越える山と氷河でしょう。場所によっては午後が良いという場所もありますが、眺望するには午前に限ります。山の天気は午後崩れるときが多く、終日好天の場合は稀です。日程に追われるときは泣きたくなりますが運が悪いと思ってください。

ネット時代ですから現地の情報は簡単に入手できます。最新情報はスイス政府観光局
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/home/

などで調べてください。

【追伸】アルプスの写真アルバムは随時追加します。

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2009年7月31日 (金)

100.Flightsimulator SwitzerlandProfessional

スイスを旅しているとき、目の前の景色の向うはどうなっているのだろう、と感じるときがあります。
地図を広げて想像するしかありません。立体的に書いた観光用の絵地図がありますが特定の方角からです。もっと細密な三次元の地図、しかも移動するにつれ連続で変化してくれれば鳥になった気分で飛行を楽しめます。フライトシミュレーターと組み合わせるシーナリーは連続変化する三次元地図で遊覧飛行をしている気分になれます。
Switzerland Professional はスイス全土を精密に捉えており、新しい立体観光地図として楽しめます。白銀の彼方の氷河の世界、地域と地域を結ぶ峠道、深い谷や湖の全貌など、簡単に行けない場所へ連れて行ってくれます。こんな世界があったのかと新しい発見が続きます。

Switzerland Professional はスイスの「FlyLogic」社の製品ですが、icrosoft者の「Flight Simulator2002/2004」がインストールされてないといけません。

FlyghtSimulatorはCPUよりもGPU(グラフィックプロセッサー)が重要な役割を担っておりGPUメモリーが128MB以上ないとスムースな動きをしません。
現在のパソコンは高性能になりGPUも標準で128MB以上が内蔵されており問題はありません。

Switzerland Professionalのセットアップ、入門フライトを次のサイトで学習してください。入門には特別の機材は不要です。
http://bokkei.cool.ne.jp/virtual/FSmanual/index.htm

メンリッヘンからゴルナーグラートまでのフライトをしたときの画面をキャプチャーしたのを紹介します。飛行機に乗った雰囲気を味わってください。

1_mannlichen メンリッヘン上空、方向 南南東

2_aletsch

3_bettmer 氷河の曲がり角 エッギスホルンの麓(画面左下)にメルイエレン湖

4_bettmeralp ベットマーアルプ、ローヌ谷、ブリーク、マッターホルンが望める

5_brig ブリーク、フィスプ

6_stalden マッター谷に入る。シュダルデンでサース谷とサース谷に分かれる

7_stniklaus セントニコラウス。ここからバスで高台のグレッヘンに上るとヴァイスホルンがよく見える

8_randa ランダ 大山崩れで有名

81_randa ツェルマット側から見ると山崩れの様子が良く判る

9_zermat ツェルマット

10_gornagl ゴルナー氷河上空(その1)

102_gornagl ゴルナー氷河上空(その2)

103_girnagl ゴルナー氷河上空(その3)

11_matterhorn リッフェルホルンの傍のリッフェル湖は逆さマッターホルンで有名。ここの景色を見るために大勢押し寄せる。

12_weishorn マッターホルンの北側に連なる4000m級の白銀の連山ゴルナーグラート展望台の北側でも眺望できる。

左からダンランシェ
オーバー・ガーベルホルン
ウンターガーベルホルン

チナールロートホルン

ヴァイスホルン

13_sunnega スネガからウンターロートホルン方向を望む。ロープウエイはブラウヘルドで乗り継いで上る

14_riffelberg ツェルマット上空からリッフェルアルプ、リッフェルベルグ、ゴルナーグラートを望む

15_findeln スネガを南方から望む。

谷に沿った村はフィンデルン

遠くミシャベル山群
(主峰はドム)が遠望

GoogleEarthより細かい描写がありリアルな面が多いです。

慣れてくるとあちこちへ飛んで楽しめます。思い出を辿るのも楽しみです。

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2009年7月29日 (水)

99. Google Earthについて

Google Earth は地球上の場所を拡大表現できるソフトとして有名です。
その上、マウスのホイールを押さえたまま手前にドラッグすると3D表現でき、方向を自由に変えられるのが便利です。
地図の場合は絶えず北が上で逆さまにすると文字が読み難く何かと不便です。
一度訪れたスイスの場所を3D表現して見ると違った懐かしさと思い出が涌いてきます。
その場所を記憶させれば再現でき、別のファイル(kmz式)にすれば第三者にも手軽に再現でき楽しみが共有できます。

アルプスの地形を見つけるポイントを幾つか紹介します。

1 ベルナーオーバーランド三山の場合。
まずヨーロッパ大陸をある程度拡大し、スイスの「レマン湖」を見つけます。三ヶ月の形をしているので直ぐ見つかります。

3

それを拡大すると、トゥウン湖、ブリエンツ湖が並んで見えてきます。

その下の方、白い「ナ」の字が見えたら「アレッチ氷河」です。

4 北のほうを拡大して南北をひっくり返し、3Dにすると表現できます。
アレッチ氷河を旨く取り入れてください。

5 ゴルナーグラートの場合
アレッチ氷河の下方、白く表示される地域(白いのは白銀の山と心得てください)
を拡大して、左右に流れる氷河を探します。(ゴルナー氷河)
南北を逆にして拡大し、3Dにします。

6
マッターホルンは右端に見えます。面白いのはモンテローザはイタリア側には急勾配になっていることです。

2

シャモニーの場合
レマン湖の東から1/3辺りの南の白い地域を拡大します。

13 二つに分かれる氷河が見つかります。
(メール・ド・グラス氷河)

7 8

南北を逆にして3Dにすると、シャモニー谷が表示されます。

旨く操作すると、ヴェルト針峰、ドリュー、モンブラン、メール・ド・グラス氷河が表示されます。

GoogleEarthは高いところからの俯瞰ですから地上から見る景色と異なります。この点を理解の上操作してください。
9 例えばルツェルンのカペル橋はこのようになりますが、ピラトゥス山の背景を入れるには3Dにしても無理を生じます。

Kapell_day

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2009年7月27日 (月)

98. さらばヴェンゲン

Photo ヴェンゲン最後の朝、ホテル・アイガーの最後の朝食、珍しいものに出会えました。長さ1mもある巨大パンです。店には売っているのを見かけますがホテルの朝食では見たことはありません。
毎朝1番にレストランへ行く我々は最初のナイフを入れることができたのですが、どこから切るか皆顔を見合わせました。形を残すのが後に来る人へのエチケットと思い端から切りました。ん?味? いまいちでした。

7時半、チェックアウトするとき、JCBカードが使えました。珍しい。日本人が多いのでしょうか

スーツケースごゴロゴロ押して、やぎさんの奥さんが下調べした駅の手荷物扱い場所の近道を行きます。

Photo_2 コンベアのある場所に数名の先客がおり、手続きを進めています。窓口へ行ってタグを買おうとしたらコンベアのある場所へ行けと言われました。
「Zurich Flughafen」と活字体で書いたメモを見せたところ、係りのお兄さん、「チューリッヒ空港?、いつの飛行機に乗るのか」と聞いたので「今日はルツェルンで泊まり、明日乗る」と言って切符を見せ、スイス・インターナショナルと答えると、お兄さん「オー、スイス!!」と大変喜びました。

ヴェンゲンからチューリッヒへ運び、飛行機に積んで成田で受け取るるようにすると言いました。フライレルバゲージ扱いです。チューリッヒ空港で受け取りチェックインをするのが省け助かいます。

タグを窓口で買って来いといわれ6名がそれぞれ20フランづつ払ってタグをお兄ちゃんに渡します。
その間、おっちゃんが黙々とスーツケースに緑のテープを巻きつけています。
(異なことをするものと思ったが、効果は成田で判った。真っ先にコンベアに乗って出てきた。優先扱いの目印だったのでしょう。)

タグをスーツケースに取り付けたお兄ちゃん、渡されたレシートと航空券をもってチューリッヒで手続きをしなさいと言ってくれました。ヴィーダーゼーエン。

Photo_3 ラウターブルンネンへ行くヴェンゲン発の電車はホームの端っこにあります。電車が急勾配の坂をカーブして下るとき、真っ白なユングフラウが見えました。ラウターブルンネンに着く前電車は右カーブします。このときシュツブバッハが見えます。

Photo_4

ラウターブルンネンのホームの屋根の間からもテッペンが見え、説明しなくても皆知っていました。
スイス通の顔つきです。

インターラーケンの乗り換えは同じホームの向かい側、ブリューニック線、ルツェルン行きの急行が待っていました。
乗り込んだがほぼ満員、席はパラパラとしか空いていません。
前へ前へと移動したら、ガランと空いた車両に辿り着きました。自転車のマークがあり3台置いてあります。
自転車専用車です。席は3つあるが若者が掛けています。気を利かして席を立ち隣へ移っていきまし
た。

Photo_5

列車はブリエンツ湖に沿って東へ走っています。ヴェンゲンではラックレールでキーキー言いながら時速20km程度で走っていた登山電車に比べると革命的に速いです。
時速100kmで飛ばし、クワーという音を立てて快走します。カーブするときは体が揺れ、「おいらは自転車だぁ~」と、はしゃぎながら窓に寄りかかり外の写真を撮りまくっていました。

検札に来た車掌にスイスパスを見せルツェルンまでと言う、次のブリエンツで大半が降りるからと案内してくれました。
ブリエンツで大勢降りました。駅前の道路の向かいに黒い煙を吐く機関車がおり、ブリエンツ・ロートホルンへ上る列車です。

次の停車駅マイリンゲンでがらがらになりました。スイッチバックして走り出すと皆不安な顔つきになります。
「電車間違えてヘンカ。インターラーケンへ戻っているデェ~」

列車はブリューニック峠を目指して右へカーブを切ると、安堵感が広がりました。

ブリューニック線は湖を巡る路線です。列車の窓のコップ置きには路線図が印刷してあり、それには線路に沿ってブリエンツ湖、ルンゲルン湖、ザルネン湖、フィーア・ヴァルトシュテッター湖(ルツェルン湖が印刷して
あります。
ブリューニック峠を簡単に越えた列車が坂を下るとルンゲルンの町。ここから湖畔道路と平行して走る「ザクセルン街道」でルツェルンとブリエンツを結ぶ大動脈で車の往来が多いです。

ルツェルンからグリンデルワルトやラウターブルンネンへ向かうパックツアーはバスでこの道を通ります。何回もここを通ったのを思い出します。車窓から湖が見えスイスへ来たという感激が湧いてくる道です。

Photo_6 ルンゲルン湖にさしかかり後方を見ると、湖の彼方にブリエンツ・ロートホルンが聳えるのが見え、ルンゲルンを過ぎると田園の中にポツント教会が立っています。昔聞いた話では、スイスのド真ん中に位置する教会として有名なそうな。

Photo_7 今日は日曜日、ザルネン湖にはファミリーのボート、ヨットが多数点在して長閑です。

Photo_8

行く手にピラトス山が見え出すと列車はスピードを落とし始めました。ザルネンで停車するため。

今日はピラトスへ登り、そのあとルツェルンで泊まります。ピラトスの入り口、アルプナッハシュタート
には急行列車は停まらないので3つ手前のザルネンで乗り換えるのです。

ピラトス山のことは4月21日に書きました。

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2009年7月19日 (日)

97. アルメントフーベル

6月26日(土)
朝起きてベレンダへ出るとユングフラウがクッキリ見える。今日は最高の日になりそうです。
Three_mountains 朝食時3回目のメンリッヘン行きを提案しました。雲ひとつ無いベルナーオーバーラント連山が見られます。その後降りてきてミューレンへ行くことにしました。

1回目はどんより曇っていたが輪郭が判りました。2回目はアイガーに雲がかかっていました。今日は全部見えます。はっちゃんにはこれで3回目の失神をしてもらいましょう。
ロープウエイ駅からメンリッヘン山頂へ少しの上がった場所で写真を撮りました。
「最高ヤ」の声が自然にでる。パチパチと柏手を打ちたくなる気分です。

グリュッチュアルプへ上るケーブルカーは左側に座るよう伝えました。後ろを向くとウングフラウが樹林の切れ目から良く見えるからです。

ミューレン行きの電車は急いで乗らないと左側に席が取れません。急いで席に座り「オーイ」と声をかけたら「ヤー」と手が上がった。皆左側、つまり谷側に座っています。何回も電車に乗ったから慣れたもんです。

Eiger_monch_jungflau 一つ目の駅、ヴィンターレッグまでの間、見晴らしが良く、アイガー・メンヒ・
ユングフラウの三山が綺麗に並んで見えます。ミューレンに近づくと樹林が遮ってしまいます。
快晴だから腕と無関係、よい写真が撮れます。

シルトホーンのロープウエイ乗り場への道は二通りあり、駅から真っ直ぐに坂道を上るのと左に曲がり谷側を行くのがあります。谷側がメインストリートです。

Img_1406 木陰に3頭の牛がいた。おかしい。放牧で山に入っているはずだが・・・
今年は遅れているようです。

切符売り場でスイスパスと言って切符を買いました。
今日はユングフラウパスが使えない路線があるのでスイスパス持参です。
ロープウエイとケーブルカーはユングフラウパスが使えない。

谷から上がってくるロープウエイが団体を運んできました。どやどやと出札口に殺到するので、「負けたらアカン」演歌を口ずさんで切符を改札機に差し込みました。

ここのロープウエイには気圧計(高度計)が付けてあります。団体の一人が「あれは体重計で重量がオーバーしないよう見張るのだ」と尤もらしい珍説を主張すると、すかさず、改札口で人数カウントしてたぜ、員数オーバーしなければOKと野次返すのがいました。

添乗員らしきお姉さんが「○○のグループ固まってぇ・・あれ違うのが入っている」と叫びました。
グループの中に押し込まれたのは「はっちゃん」です。「わたしでぇす。変なのが入ってすみません」と言い返し、「わたしゃエイリアンか」とブツブツ。
中間駅ビルグでこの添乗員「みなさーん、ちょっとだけテラスへでて山を覗いて
下さい。いい眺めです。」どうもこの団体騒がしくて・・・

12年ぶりのシルトホーン、すっかり変わっていました。駅に着くとエスカレータが付いています。以前は階段をハーハー言って上がったのに・・・

Img_1432 アホと煙は高いところへ上がる、とは古来からのコトバですが、上がって見ないと下界との違いは判りません。左遠くから、右遠くまで白銀の連山、神々しいです。
石川五右衛門ならずとも「値千金」の眺めと見得を切りたくなります。

団体は回転レストランに入り静かになりました。「値千金」の眺めを見た後ミューレンへ降りました。

Home05 ミューレンの民家には観光客を楽しませるオブジェや箱庭などが点在します。

Home03 Home02

Home01 また庭先には色々なはなを育て散策が楽しみです。

Bahn ケーブルカーで上ったアルメントフーベル、標高1907m。高い所と驚いてはいけません。ミューレン(1650m)から250m上っただけです。

Alumentfubel

駅の階段を上り外へ出ると賑やかなアコーデオンの演奏が聞こえます。レストランでやっています。
6月~8月、毎週土曜日11時から3時まで民俗音楽を聞かせるバーベキューパーティーがあるのを事前に知っていました。今日に合わせて日程を組みなした。ヴェンゲン滞在最後の日のハイライトです。

レストランの位置はローマ時代の古代円形劇場を想像頂けれいいでう。丘の半球形の凹面斜面の麓に建ってあります。50m上った場所がタダで聞ける外野席です。

6人が横に並び弁当を広げます。それぞれが部屋で作った米食弁当。熱湯を注ぐだけで出来上がる登山食です。
Three_horn 小さな花が点在する牧草の中で楽隊つきのアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山見物です。絶好の日和に恵まれ至福のひと時です。

人影はまばら、同じミューレン地区なのにシルトホーン展望台の人混みと大違いです。

Horn1 一行が食べ終わる頃を見図ったようにレストランから長いアルプホルンを下げたおじいさんがゆっくりとした足取りで上ってきました。
さぁ忙しくなるゾ。カメラを持った5名、急いでスタンバイ。

おじいさんがホルンを口にするとシーンとなりました。一時の静寂が過ぎ、アルプホルンが歌い始め
ました。我々の外野席でも周りのアルプに谺する音がかすかに聞こえます。
レストランでは尚更でしょう。

Horn2 だが、まてよ、CDやTVで聞くのとはチョッピリかけ離れていて、ときどき音が途切れます。シャープな朗々と謳う演奏ではありません。訥々と奏でる牧歌的な音色です。
おそらくミューレンの農家の乳絞りのおじいさんが応援に駆り出されたのでしょう。若い頃はきっと旨かったに違いありません。

喝采の拍手の後「リクェスト」あるかと言ったが、返事が無いので勝手に吹き出しました。筋書き通りなのでしょう。2度目の拍手のあと、一緒に持ってきた短いホルンを取り上げた。クラリネットくらいのの大きさです。
運悪く、このとき上空をジェット機が通過し、おじいさん空を見上げ音が過ぎ去るのを待っています。
邪魔だドケ、という仕草が愉快です。
民族衣装のおじいさんは絵になります。背景の三山も緑の野原も活き活きとして新鮮。「これがスイスや」と誰かが溜息混じりにつぶやいたのが印象的でした。

レストランは再び賑やかな演奏に戻ったので、外野席のハイカーたちは一斉に動き出しました。

Display2_s 急坂を上り切った場所に道標が見えます。ハイキングルートが何通りもあります。北面トレイル、花のトレイル、山のトレイル、初級用パノラマトレイル。距離の短いパノラマトレイルを進みました。

だらだら下りの真っ直ぐな道が終わり分岐点にくるとアイガーの登山ルートのパネルが道の真ん中に置いてあります。振り返るとアイガーの北壁が聳えています。
Photo 北壁ルートには幾通りもあり難所続きの絶壁で、時にはクライマーの命を奪ったりしました。彼らの偉業を称え設置したのでしょう。

Flower3 ここから斜面を真っ直ぐ下る道と、遠回りする道に分かれます。5名はそのまま進み、私は坂の緩い遠回りを選びました。天邪鬼です。

Muhrenflower077 アルメントフーベルのお花畑は広大でスイス一番の大きさといわれます。
ハイジの世界と一行は大喜び。
マイエンフェルトがハイジの世界になってよかったと思います。
もし、こっちになっていたら、ツアーが押し寄せ蟻の行列ができ、開発が進み俗化され自然が台無し
です。

Alument09_s

Flower1

Flower5 道が南にカーブする辺りが最も美しいポイント。「花だ、花だ」と大ハシャギ、集まって記念写真だ、みんな浮かれています。

Flower7

ミューレンまでの下り道は砂利道で小石が多いです。周りの花やチーズ小屋、放牧された牛の群れ、正面の白銀の連山に見とれ足許への注意が散漫になると滑りやすく危険。
膝から下をちょこちょこ動かすように歩きます。

Display

Mountain

Flower4

Breithorn

Cow

村の家が近くなると急坂になり、やがて舗装された道に辿りつきます。やれやれ。

大きな荷物を背負った若い旅人が1軒1軒訪ねていました。
旅人に貸す空き部屋を探しているのです。
「ヒッチハイクみたいだね。旅慣れた若者は力仕事をして宿を借り旅を楽しむもんね。」逞しさにビックリ。
けど、ミューレンには「Zimmer Frei」の看板や張り札は見かけないのですが・・・

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2009年7月14日 (火)

96. メンリッヘンのハイキング銀座

Ropeway 6月25日(金)今朝もユングフラウが綺麗に見えます。ラッキー。好天です。
今日はメンリッヘンからクライネシャイデックまで歩き、電車でグリンデルワルトへ下り、フィルスト展望台へ上る予定です。

前日この日程を皆に知らせたらハッチャンから「なんでそこへ、行くねん」と尋ねられました。
「ここはナ、グリンデルワルトのハイキング銀座でナ、5日間もヴェンゲンに居て行かへんかったら軽蔑されるで。」ハイキング銀座と聞いてニッコリ。「ア、ソウ、行く」(銀座ブランドに弱いの??)

Staubbach_fall 8時半のメンリッヘン行き始発のロープウエイに乗りました。村の下のシュタウブ・バッハが眩しく光ります。ブライトホルンもクッキリと聳えています。

Valley

メンリッヘン駅に着いてみると西風が強く、スイス国旗がパタパタとはためいています。
メンヒから西の山は朝日に光り素晴らしく、一通りの写真を撮った後、南へ歩を進めました。

グルンドから上がってくるゴンドラ駅前に一寸した広場がありブランコが備えてあり、ハッチャン嬉しがって腰掛け漕ぎ出しました。
「スミマセン」の若い声に振り返ると二人のお嬢さんが「写真とってください」とデジカメを差し出した。チュッゲンの右に見えるユングフラウをバックに収めて再生してみせると「おじいさん、上手」と愛想よろしい。「手ぶらでどこへ行くの」と聞いたら、午後次の目的地へ出発するまで自由なので、ここへ上がってきたという。バイバイと別れたが、ナンパをするためメールアドレス聞けば良かったかな・・・

Tschuggen チュッゲンの斜面は残雪が一杯で道路も塞がれています。

Tschuggen2 乳母車でも歩けるというこの道は今は不可能。
残雪の手前は雪解けで湿っており、

Flower1 「おきな草」の白い花が群生し一同「オオッ」と立ち止まります。

Photo

ふと前を見るとハッチャンが倒れています。山の景色といい、残雪といい感激ひとしおのはっちゃんだから悶絶、気絶したのか・・・「おい、しっかりセぇ。」声を掛けると「風で花が揺れるぅ」
寝転んで花を撮っているのです。他人が見ると「雪倒れ」に見える。エエ格好ではない。

Fountain 道の両脇は雪解け水が流れジメジメしています。道路の設備も雪で壊れています。

Denden2

だれかが「デンデン虫や」と奇声をあげました。
草むらに三匹這い回っており、「あら、貝が右回りヤ。珍し」カミサンが喜んでいます。
日本の蝸牛は左巻きで外国には右巻きがいると聞いたと、偉そうに言い鼻ぴくり。

こちらは、あれがヴェッターホルン、ほいでグリンデルワルトは逆光で霞んで・・・と
撮影ネタに夢中のところへ「でんでん虫」とくるから頭の中が変になります。相当なカルチャーギャップだナ。

Enzian 僅かに咲いている花を見つけて図鑑と首っ引きの金髪のお姉さんがいました。上目使いに覗いて「ワンダfuru☆▲*※∋・・」と邪魔をするのがはっちゃん。はち連れも一緒に動きません。

Flower2

Flower3

Panorama

チュッゲンを過ぎ、鼻を曲がると正面にアイガーが雲を巻き上げ火山のようです。
窪んだ北壁に雲が集まり湧き上がのでしょう。
昨日からアイガーは機嫌が悪く素顔を見せてくれません。珍しいです。
Jungfrau 反面、ユングフラウは夏の始まりを喜んでいるようにみえ雲が付いたり離れたり・・・

山に見とれている傍をツアーの一団がゆっくり追い越して行きました。先頭には杖をついた年配の爺さま、これに団体がペースを合わせているようです。爺さまは「あんた元気じゃなぁ。年は幾つ??」偉そうに言っています。

道はU字谷に沿ってを曲がり、次の鼻の地点は残雪が多く、雪を固め仮の道が出来ています。
爺さま一行がそこを通過するのを待つこととしました。
白い雪の上を点々と人影が続き、背景にメンヒが聳える。絶好の撮影ポイント、はっちゃんも止まって待ちます。
花を撮りながら道草していたカミサンとはち連れ、追いついてきて「なにしとるん」状況を説明すると賛同し、道端に腰を下ろました。

10分、20分待っても団体は出てこない。「おかしい」と感じ、こっちもそろりと歩き出した。
U字谷を過ぎた辺りで団体は全員腰を降ろして休憩中。出てこないはずだよ。

やぎさん夫妻は道端のベンチに掛け、メンヒを見ながら「天下泰平」と笑って我々4名を待っていました。ベンチはハイキング道の所々、絶景の場所に置いてあります。

Monhi 爺さま一行は動き出したが撮影アングルが狂い、結局はっちゃん達の目論みは崩れましたが、
かの雪道では記念撮影とあいなりました。
「やぎさんの奥さん、とうちゃんと手を繋いで!! ニッコリ!!」
はっちゃんは大きな掛け声でカメラを覗きます。「つぎ、よしださん。手を繋いで」はち連れは手を叩いてはやしています。

照れくさぁ~と振り返れば青いメンヒが雲の衣をなびかせていました。「天下泰平」だ。

道草しながら普通の人の2倍もかかって昨日休んだクライネシャイデック上のレストランに着ぃました。
そのとき後から来た小グループのリーダーから「こんにちは」と声を掛られ、振り返ると声の主はヴェンゲンの土産物店(夜10時まで営業)で手伝っているおねえさんです。
店に行ったとき買い物のアドバイスをしてくれて、押し売りをしないのが好感を呼び、店は日本人客が多く繁盛しています。
Photo_2 今日はウエスタンハットでおしゃれ。ガイドのバイトもしているのです。
「みなさん、あれがクライネシャイデク」です。あと少し、頑張りましょう」と坂道を下っていきましたこれからヨッホへ上るのでしょう。こちらはここで一休み・・・

昨日と変わらぬ風景に満足しテーブルを確保して持参の弁当を広げます。
ハイキングの疲れは歩いた距離でなく、かかった時間に相違ない。メッチャ歩いた気分です。
ペースを守りリズムに乗って歩くと疲れはさほど感じないが、今日は立ち止まったり小走りしたり、そろりそろりと歩いたりで時間をかけすぎています。脚に体重をかける時間が長いので倍歩いた感じで、弁当
食べながら自説を話すと「ありうる」「かんけいない」上の空の返事、食べるのに夢中です。

クライネシャイデックの売店で土産物を漁り、グリンデルワルトへ下る電車に乗ります。
綺麗なお姉さんが検札に来ました。ユングフラウパスを一斉に出して「グーテン・ターグ」。
ところが小生のパスが見つからない。お姉さんはベストのポケットはと指示するがナイ。あじゃぁ~。
「パス・ゴーン・ウイズ・ウインド。」と苦笑いすると、同じグループかと聞いて、レシートをグリンデルワルトの駅に見せると再発行してくれるからと優しく言い残し前の車両へ行きました。

かみさん「どこへなおした。ん、もう」と不機嫌。肩から掛けているポシェにはポケットが9つあり、丁
寧に探すと一番奥に入っていました。
ロープウエイに乗ったとき、いつもと違う場所へ押し込んだらしい。ヤレヤレ。

ヴェッターホルン(3692m)はグリンデルワルトのシンボルです。電車が急勾配を軋みながら下り、カーブを曲がる度に姿が大きくなってきます。

Church フィルスト展望台へ上る前に村はずれの教会を目指します。ここの写真を撮らないとグリンデルワルトへ来た証拠にならなりません。カーブした道路の右側に塔が立ち、後にはヴェッターホルンが聳えています。ポスター、パンフレットの度々登場する名所であるが撮影アングルが難しく、道路わきの牧草地の中が良いのだが勝手に入るわけにはいかず、ふちをうろうろ。

「途中の駅では降りたらあかんデぇ」と先頭に立ちm二人乗りのテレキャビンに乗りました。
後続ははっちゃん、はち連れ、やぎさん夫妻の順に続いました。

上グリンデル氷河の後退が著しく麓から800段近い階段を上らないと末端へ行けないと聞いたから、そこら辺りを凝視した。末端のモレーンも光っており氷河との境界がハッキリしませんでした。

10年ぶりのフィルスト。建物もすっかり新しくなり入り口には近くに住む動物の標本が飾ってありました。

展望テラスは満員。南の端っこだけが空いていますが、下から吹き上げる風が強すぎ敬遠されているようです。

Photo_3 シュレックホルン、フィーシャーホルンあたりに雲がかかり展望はいまいち。

Photo_4 ヴェッターホルンの北壁が良く見えるが、この山そのものに「見飽きた」と言う感じで誰も感動しなく、人間勝手なもんだ。

帰り、グルントからメンリッヘンへ上る4人乗りのテレキャビン、乗るのは2度目だ。
勝手がわかってくると下界に何があったかを覚えているので楽しい。
林の中にぽつんと立つスキーリフト終点、8合目まで上ってくる村営バス、家路へ急ぐ牛の群れ、終点近くのマーモットの巣、指差しながらやぎ奥さんとかみさん、はしゃいでいた。

Wengen_mainstreet ヴェェンゲンの目抜き通りを歩きホテルへ向かいますが、通りの上に横断幕が張られユングフラウの写真が偉そうに揺れています。

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2009年7月11日 (土)

95. ユンウフラウヨッホ

2 ヴェンゲン3日目、天気は如何と薄暗い中ベランダに出ると、白いユングフラウがくっきりと浮かび上がっています。
早速カメラと三脚をベランダにセット、後ろのベランダに人の気配、振り向くとパジャマ姿のまま出て山を眺めています。

Photo

シルバーホルンに陽が当り、つぎにユングフラウの稜線が光り始めました。ユングフラウの朝焼けです。

前のベランダでは「はち連れ」(はっちゃんの相棒)が撮影を始め、後方の気配に振り返り、親指を突き出して「おはよっす」

Jungflau_dawn3
今日は好天。ユングフラウヨッホに上るのが楽しみです。

First_train

8時過ぎにはリュックを背負った人が続々と駅に集まってきた。真っ白なユングフラウを見上げてウキウキしています。

「あのぉ~、あの山はなんという山ですか」真面目な顔で尋ねられました。
ツアー団体の年配の人です。添乗員からも聞かされてないのか??憐れに思い名称、その意味を小声で囁いてあげました。

ヴェンゲンで連結増した電車満員。変わったグループが大声で話しています。
スコップ、チェンソー、ロープなど床に積んでおり、検札のときリーダーが
切符を出していたから会社の線路工夫ではありません。
アルメント駅で全員降りていったので、森林管理のおやじさん達でしょう。

Yunngufrau ヴェンゲルンアルプ近くで大きく左カーブする。昨日と違い晴天です。ユングフラウ
全山がはっきりと・・・。車内からどよめきと歓声が上がります。

クライネシャイデックの乗り換えは戦場です。団体グループは優先で前の方、個人客は後方で車両探しが大変です。「後だ。6人分だ。」手分けして探しに走ります。

Klsheideg2_s

アイガーグレッチャーまでユングフラウが電車を追いかけて来る用に見えました。
少しづつ形を変えるので見飽きません。

Eigergrund2 トンネル内の駅アイガーヴァント、アイスメーアで夫々5分停車して駅の窓から外の景色を見ることが出来ます。到着前には日本語のアナウンスもあり見所を知らせてくれるので助かります。
アイガーヴァントは下界のグリンデルワルトもさりながらアイガー北壁の岩が目前に上下に広がります。

Eismehr アイスメーアではフィーシャー氷河の源流地点で、氷塊が崩れる様子が目の前で見られます。午前中は逆光で見え難く、午後が良いと言われますが時季によっては窓の
上の雪が融け雨水のように流れて氷河が全く見られないこともあるとか・・・
写真好きの者には好条件にはなかなか恵まれないのが悔しいようです。

ユングフラウ・ヨッホについたら真っ先にスフィンクス展望台に上がります。10年前に来たときはエレベーターはノロノロ動いたが今は高速で、あっと言うまに展望台へ着きます。ガラスの窓越しにユングフラウが聳えます。Jungflau 「二つの三角の峰、左が4158m
のユングフラウの主峰です」と団体の添乗員が声を張り上げています。
(ちなみに右は4090mのヴェンゲン・ユングフラウ)

Aletschgl

今日は天気が良いのでデッキに出られ、大賑わいです。
ユングフラウ、アレッチ氷河、メンヒ、いずれもフェンスの傍は記念撮影でごった返し、ニコニコ顔で収まっています。休みをとり、費用かけてハルバル来たんだもんネ・・

Moench_2

Trugberg_s

Photo_2 エレベーター乗り場へ通じる階段の踊場も記念撮影のポイント。JUNGFRAUYOCHのロゴマークの両脇に「TOP OF EUROPE 」「3571m」の字が躍る真下で順番待ちが
でるほどです。

Icepalace5

エレベーター乗り場に通ずる地下道を進むと雪原に出られます。陽射しと風が強いが半袖姿のお姉さんがテントを立てコーヒーを売っていた。スキー、橇を楽しむ人が目当てでしょう。

Sleigh

Snowfield

Ice_pales

「あのぉ~。夢の宮殿への道はどっちですか」と迷子らしきグループ聞かれ「!!??」
「氷の宮殿、アイスパレスですか」「そうそう、そのアイス宮殿」

珍問答をしながらこちらもアイス・パレスに向かいます。

Icepalace1 Icepalace3

氷河の下に洞窟を掘り氷の彫刻を並べたのが「アイス・パレス」。
冷やっこい遊歩道をしつらえてあり記念写真が絶えません

Icepalace4 様々な氷の彫刻があり時代を象徴するミッキーマウスも登場しています。

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2009年7月10日 (金)

94. クライネシャイデック

Photo 6月23日(水)早朝はラウターブルンネン谷にガスがかかり、ヴェンゲンは雲の上の感じです。
8時30分のクライネ・シャイデック行きの電車、ほぼ満員。6名は進行方向右側に席を取りカメラを構えます。

Photo_2 村はずれのアルプには、牛の群れがカウベルを響かせています。待望のスイスにやってきたという気分に浸ることが出来ます。

Photo_3 ヴェンゲルンアルプ手前で大きく左カーブすると、ユングフラウの全山容が威圧感を持って目前に現れましたが、ガスに包まれてぼんやりしているなは残念です。
クライネシャイデックでは殆どの人が乗り換えました。グリンデルワルトから上って来た電車も全員が乗り換えました。

駅に残っているのは我々6人だけ。ク駅の周りをうろつきました。天気があまり良くなく山もボヤーッ
としているが目の前にみるアイガー、メンヒは顎を突き出して見上げねばなりません。
「ハッチャン、ファインダーに入りきらんヤロ」と冷やかすと「ヒヤー、ハイナ」と嬉しい返事が帰ってきます。

新田次郎のパネルの上の方に、なだらかな広い場所がありそこへ上り、ロケーションを案内し、土地勘を養ってもらいました。

WAB鉄道(ヴェンゲン・アルプ・バーン)は勾配がきつく、アプト式ラックレールを使っています。
坂を上がるときも下るときも動力車は必ず下側に位置しています。もしもの時は動力車のラックレールと噛み合う歯車が車輌全体を支えてくれ暴走を食止めるからです。
ヴェンゲンを通って上って来る電車はクライネシャイデックで必ず折り返します。グリンデルワルトへは降りていきません。何故なら上りでは動力車は最後尾です。グリンデルワルトへ下るときは先頭に
動力車がいないといけません。
グリンデルワルトから上ってくる電車も同じです。クライネシャイデックで折り返します。
途中のグルンドでは動力車の位置を入れ替えるためスイッチバックをして、グリンデルワルトへは最後尾から押して上っていきます。従ってWABはグリンデルワルトからヴェンゲンを通りラウターブルンネンへ行く直通電車はなく、クライネシャイデックのホームは
矢鱈長いのは何故かと考えたらこんな次第でした。

メンリッヘン方面への道、小高いところのレストランがあります。ここはクライネシャイデックを見下ろす絶好のポイントでベルナーオーバーランドの三山は勿論、電車の行き来まで眺められます。
展望櫓に登ればグリンデルワルトの眺望も抜群ですが、今日は曇っている上に風が強く無理です。
レストランの中に入り一休みしました。
午前中だから客は6名だけ。若いママさんに纏い付くように幼い男の子が柱の影から変な外国語を話す一行を覗いていました。
折り鶴を作ってあげたらというと、ハッチャンの相棒がビリビリとメモ帳を破り、またたくまに出来た大小3羽の折り鶴を手渡すと男の子はニッコリ。やがて、テーブルのそばに来るようになりました。 ママさんに聞くと3歳とか。可愛いい盛りです。

Photo_4 下りの電車、アルピグレンを過ぎる頃空が明るくなって来ました。

Photo_5 線路の側の花も黄色が目立ち、

グリンデルワルトの村も見えてきました。

Photo_6

グリンデルワルト日本語観光案内所はすぐ判ります。しかし通りに面して入口はありません。
初めてだからまごつきます。銀行の横から入ります。ここはスイスなのだが、東京や大阪のツーリストに来たかと惑うほど日本語が溢れています。ポスター、掲示、パンフレット、それに飛び交う言葉に心細い日本人には仏に会った気分になるでしょう。

「あらあら、お世話になっています」と所長夫人の挨拶に、やぎさんはご機嫌です。
夫人の親戚と大阪で懇意にしており「スイスに行ったらここへ行け、が合言葉です」と和やかです。
所長は外出中で2時に会う約束をしました。

昼食にラクレットを食べたいと誰かが言い出し、手頃な店の紹介を頼んだら「ホテル・グラシエ(Glacier)」のラクレットがよろしいと。
そこのメニュには無く、ここの紹介の「特別メニュ」になっているとかで、
すぐ予約をしてもらい、案内図を頼りに道を下ると15分ほど到着しました。
グルンドの近くでアイガーが目の前に見上げられる良い場所で案内され席に着いたらすぐ料理が出てきました。

大きい皿にチーズを融かして広げ、周りに茹でたじゃが芋を花びらのように並べてあり、チーズ嫌いの日本人の口にも合う味で、癖が全くありません。
チーズ好きの「通」には少し物足りないかも知れませんが・・・。

ホテル・グラシエ独自の味付けだといいます。

14時前やぎさんと別れヴェンゲンに戻ることとしました。グルンドまで電車に乗り、ゴンドラでメンリッヘンへ、そこからロープウエイを乗り継ぎます。
最終便の一つ手前17時発に間に合わせました。このルートが一番早いです。

Jungflau_evening_glow  この日、ユングフラウの美しい夕焼けが部屋のベランダから眺められました。茜色に輝く山肌は数分で終わりましたが、明日の好天の前兆とみな喜びました。

(ユングフラウの夕焼け)

Breitohorn_evening_glow_2 (ブライトホルンの夕焼け)

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2009年7月 6日 (月)

93. ヴェンゲンに着いた

6月22日、ヴェンゲンには12時頃着きました。ホテルアイガーは駅の直ぐ側です。
Hotel チェックイン時ホテルの旦那の英語でまごついているとママさんがハーイと言ってやって来ました。
部屋割りは、3階の並びの3部屋、これは良さそうとニコニコです。
ホテルの地下(といっても駅と地続き)に一般用のレストランがあります。地元でも結構有名で多くの観光客が利用しています。


昼食を終わってレストランから出るとユングフラウの姿が2/3見えています。スイスはじめてのはっちゃんと友達の二人はこりゃ凄いと大喜び。大急ぎで部屋に入りハイキングの服装に着替えて集まりました。

Pass1 滞在期間中に世話になる「ユングフラウパス」を買いに駅へ急ぎます。グリンデルワルト地区の鉄道、ロープウエイ、バスに乗れる定期券です。
窓口でスイスパスを示して「ユングフラウ・パス、フロム・ツデイ」と言うと
お兄さん使える路線の説明をしてくれました。

スイスパス所持者は190フランが140フランに割引されます。(有効期間は27日まで)
VISAカードを出したら外の電卓みたいな読取機に差し込めといいます。係員はカードを手にしなくてもガラスの外で手続き出来るわけです。
他の人は現金を200フランをターンテーブルの手前側に置き、係員はパスとお釣りの60フランをガラス窓の向う側に置き、くるりと廻してお互いが受け取ります。
駅で切符を買う標準のやりかたですが、はっちゃんと友達は始めて。文化の違いに「眼」をぱちくりです。

メンリッヘン行きのロープウエイ駅では「パス」を改札機に入れるとバーが回転
して前に進めます。バーはじっとしていても動きません。体で押さないと回転しません。
最初は戸惑いましたがやがてスイスイと・・・

メンリッヘンに上っておったまげました。残雪が多く、夏が来てません。

曇天で墨絵のようではあるが連山の輪郭は読み取れます。アイガー、メンヒは・・ウン、わかるわかる。
Photo ユングフラウは8割しか見えません。

Photo_2 東のヴェッターホルン、シュレックホルンは良く判り、アイガー、メンヒは輪郭がハッキリしています。

Photo_3

はっちゃんはスイスの山並みに腰を抜かして、「夢に見たあこがれの山だぁ~」
「ナミダが出て来るぅ~」感極まって声が上ずります。

「はっちゃんよ、感激はまだ早いよ、晴れて来たらどうなる。失神するよ」
と言えば、「エエっ。もっとよくなる? 失神したい。捨て置かれてもエエ。」

ロケーションを説明しよう、と皆を集め、これから行く予定の場所を指して説明しました。
グリンデルワルト、ユングフラウ・ヨッホ、ミューレン等々。

はっちゃんとカミサン景色は見ないで花ばかし探しています。しゃがみこんだら動きません。
Photo_4 カミサンは「花が少ない」とブツブツ。「白と青の花ばかしで黄色が少ない」
残雪多く夏が来てないので黄色が少ないのです。

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2009年7月 5日 (日)

92. ヴェンゲンへ出発

04年6月21日からヴェンゲンへ5連泊しました。6人のグループで2人はスイスが初めてです。航空会社はスイスインターナショナル、成田で前泊しました。

スイス国内の移動は、半額カードも考えられましたが窓口で切符を買う手間を考え、スイスフェレキシーパス(4日分、セーバー、日本で購入)にしました。
現地での交通は「リージョナルパス」(ユングフラウパス)を買うことに決め、ホテルは2月に確保し準備を進めました。またヴェンゲンまでのフライレル・バゲージ・タグの手配完了し日程表を作りました。

成田で前泊して6月21日、チェックインは8時10分キッチリに始まります。30分前から入口に並んだが、この航空会社案外堅物で、時間が来ないと始めません。「ゆうずうきかんのぉ」とみなブツブツ言い始めたところ、8時丁度、メガネを掛け偉そうに歩いてきた係長(そういう感じ)が席に着きスイッチらしきものを操作してカウンターの準備が整いました。

スーツケースの検査はⅩ線検査だけ。

Img_0001 赤いカーペットを敷いたカウンターへ近づいたら「ファースト・クラスですか」と聞かれ、青いカーペットはビジネス・クラスと咎められ、端っこに近いカウンターへ行き、パスポート、航空券、フライレール伝票(3枚組)緑色の透明ビニールタッグを出すと、ここから騒動が始まりました。

受付のおねえさん、フライレールの手続きは始めてと言い出し、さっきの係長のところを何回も往復して聞いています。
伝票に間違って記入して荷物を止められたら大変なので、税関用のサインなどは6名夫々が慣れない手つきで書き込みます。

出発空港のところでモメました。Zurich にせよという。DepartureだからNaritaのはず。
また、係長のところへ聞きに行って、Zurichという。しゃーない、言う通りにしよう。後には大勢が並んでいらいらしている様子が伺えます。

受け取り時の引換券をもらい、2枚が緑のビニールタッグに納められスーツケースに固定されるのを確認してカウンターを離れました。
後の人に「すんません、あの姉さんが新米でと平謝りです。

12時間のフライト中は居眠りしたり、座席前のモニターでゲームをしたり
して過し、予定通りチューリッヒへ着きました。

ホテルまで送る出迎えの人は日本語も英語も話せないと聞いていました。
外に出るとこちらの名前を書いたい紙を持ったおっちゃんが立っており、
「バゲージ?」と不思議そうに聞きます。直接ヴェンゲンに送ったと単語を
並べたバディー言語で納得。ホテルまでワゴンで行き、バウチャー渡し、サインをしてOK。

長ーい1日は終りです。

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2009年7月 3日 (金)

91. バルム峠

Shamonix_map22 シャモニー谷いよいよ東のはずれになりました。
シャモニーの谷、東の端はなだらかな山の登りでスイスとの国境、バルム峠(標高2204m)があります。少し醜いですがシャモニー観光協会のパンフレットの絵を載せます。左下に「コル・ド・パルム」とあります。

国境といっても国のはずれという悲壮感はありません。地元の家族がハイキングやピクニックに
訪れる高原です。日本人は滅多に来ません。来るのは余程物好きか暇人です。(訪れた私も暇人?)
Bus 峠へのアクセスは、シャモニー・バスセンターからル・トゥール行きのバスに乗り終点下車。

Photo

ル・トゥールが近くなりバスの後ろを見ると樹林越しにモンブラン山群が見えます。これからも
判るように針峰群は無縁の感じがします。

Le_tour_2

Telecabin_station

峠へはテレキャビンとスキーリフトを乗り継いで上ります。

Tour_gl2

最初右手にル・トゥール氷河がチラリと見えます。
数年前、この氷河は春先大雪崩を起こし麓の人家を巻き込む大災害を起こしました。

Tour_gl

テレキャビンが進むにつれ、花畑が広がります。

Balm_path_flower2

スキーリフトに乗り換えると花畑は更に開け、風の音、水の流れが耳に入り、桃源郷の世界です。

Balm_path_flower

Balm_path4

高原からはシャモニーの町が遥か遠くに霞んで見えます。ガイドブックの写真と大きく異なり
オヤと思いました。ヴェルト針峰とドリュー峰がカットされています。

Balm_path1 (ガイドブックの写真)

Possetes

右手を見るとボゼット針峰が(1997m)2つ望めます。健脚家はバルム峠とボゼット針峰を巡るハイキングコースと歩きます。

Balm_path5

リフト終点から峠までは、約1kmのだらだら坂で、年寄りが杖をついても歩いて行けます。

Balm_path7

山小屋が峠のフランス側にありスープや飲み物が買えます。

Fr_swiss_border

峠には国境を示す石の標識が立ち、スイス側にハイキング標識が立ちハイカー達を迎えます。あと100m程上るとテート・ド・バルムの山頂で見晴らしが良いと聞いています。

Balm_path8_l (ハイキング標識、現在地 標高

2204m)

Balm_path0

スイス側を見下ろすとアルプが続き、トリアンの谷へ下るとか・・・

Balm_border

物静かな国境です。

Border2 標識に腰を下ろし「国境ばんざい!!」

賑わいは冬でしょう。家族連れでスキーが出来るなだらかな斜面です。

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2009年7月 2日 (木)

90. フレジェール

Ropeway_2 プラのバス停から直ぐ側のロープウエイ駅で登った所がフレジェールです。

Golf

  • 駅を出て直ぐ下に緑に包まれたシャモニーのゴルフ場が広がっています。プレイをしている人は見かけません。

フレジェールはブレヴァンに次ぐシャモニー谷南側の展望台ですが、
展望台の設備はありません。自然の中に今いる所が展望台です。

ブレヴァンはモンブランの正面、ここはグランド・ジョラスの正面に位置しています。
モンブランから東に伸びるシャモニー針峰群が一望できます。

スキーリフトに乗ってごろごろ岩の多い斜面を眼下にみて着くのがアンデックスで、シャモニーハイキングの第二の名コース、ラックプランへの起点になります。アンデックスを出てフレジェールへ帰るのが定番です。

Chardonnet シャルドネ針峰

Vert2

ヴェルト針峰とドリュ峰、谷底はメール・ド・グラス氷河

Grandes_jorasses
グランド・ジョラス北壁

Grands_charmoz

シャモニー針峰群東端

Montblanc_et

モンブランとシャモニー針峰群

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2009年6月29日 (月)

89. グランモンテ

Grandesmonte_map2 シャモニーの町からバスで15分、レ・ショザレで下車、ロニアンというロープウエイの駅からロープウエイを乗り継いで着くグランモンテは、標高3233mで岩山の上にあります。
屋根はロープウエイの駅と一軒の喫茶店にあるだけで、三方を氷河に囲まれる素朴な展望Gl_pendant 台。

Gl_rognons

登って来る大半の者は目前の氷壁でクライミングの訓練をする山男達です。
ロープウエイに乗ると耐寒完全装備でザイルとピッケルを持つ大男に囲まれ、爺さん婆さんの来るところとは違う言われそうで、隅っこで小さくなってします。観光客はポツリポツリです。

Vert_drus_monblanc_r

展望台はパイプを組んだデッキだけです。正面、南を向くと、主役ヴェルト針峰(4122m)は覆い被さるようで、その右にドリュ峰(奥が3745m手前が3733m)が居座っています。その向こうにモンブランが堂々としています。
Drus ここから見るドリュ峰はアヒルの嘴みたいで、モンタンヴェールから見た刀の刃形状とはまるで異なります。
ドリュ峰の右手は深い谷で、ご存知のメール・ド・グラス氷河が底を流れます。彼方にはモンブランが控えています。

Aig_de_verte

ヴェルト針峰の手前にプチ・ヴェルト峰があり、見事な氷の壁が広がっています。

Verte_climber Glacier_de_argentiere

眼を凝らしてみるとクライマーが芥子粒の大きさで氷壁登りの練習に励んでいます。

眼を左に(東に)転じると谷底にアルジャンティエール氷河が流れ、下流に物凄いクレバスが見られます。流れに直角に切れ目を入れ折り曲げているようです。調べたところ底の岩盤が飛び出しそこをジャンプする形になり、氷の折れ目が出来たようです。今でも学術調査目的の先生
が許可を得て底の岩盤を見に来るそうです。なんでも人が腹這いで入れる隙間があるそうな・・・
メール・ド・グラス氷河より河床が高いので夏でも雪に覆われ美しい氷河として有名です。

Photo_2

氷河の対岸はアルジャンティエール針峰群が威張っています。

Glacier_de_argentiere2 一番奥に三角の形をしたモン・ドラン峰(3823m)が遠望できます。この山のテッペンはフランス、イタリア、スイス3国の境界が集まる
ので地理的に有名な山です。多くの人は氷河のクレバスには目もくれずモン・ドランは何処だと探して
います。

To_montetos_path Aig_rouges

北側の展望は赤い針峰群、スイスへ通じるモンテ峠への道が望めます。

Dangerous_area 展望デッキから下は氷河ですから素人は危険、僅かに水平の氷のテラスにパラグライダーの基地があり
メール・ド・グラス氷河目掛けて飛び立っています。

Parasailler

展望台からロープウエイの乗り継ぎ点クロア・ド・ロニアンまでの急斜面は、冬、スキーで賑わいます。


しかし夏は氷と静寂が広がる世界です。

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2009年6月27日 (土)

88. プラの教会

シャモニー谷の交通はバスが頼りになります。時間が足りないときはタクシーを使いますが時刻表を手にすればバスで十分です。略30分毎に走っています。
教会広場にバスターミナルがあります。山小屋風の建物の前が乗り場です。
シャモニーから東へ、ル・トゥール行きに乗り5分のところにプラ村があります。アンデックスへ上るロープウエイ乗り場が近くにあるので乗降客がかなりあるバス停です。

Praz 停留所のそばに「プラの教会」があります。シャモニー谷の名所の一つで撮影スポットになっています。
鐘楼つきの小さな教会ですが花壇に囲まれ静かに佇んでいます。バックにドリュー峰が聳え尖った鐘楼と良い対比をなしています。
針峰に囲まれるシャモニーですが、この教会の前に立つと不思議と安らぎを覚えます。
午後2時-3時頃がドリュー峰に陽が当たり美しく撮れます。
朝シャモニーを発つときジュネーブ行きのバス乗り場までタクシーで走るとき時間を工面して撮りに行くのも手ですが、ドリュー峰が逆光になりますが、記念にはなります。

世界の名所のカレンダーにも載るくらい有名ですからお見逃しなく。

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2009年6月23日 (火)

87. シャモニー谷中腹のハイキング

Map_m ロープウエイでエギーュ・デュ・ミディから下りる途中駅、プラン・ド・レギーユからモンタンヴェールまで、谷の中腹に設けたハイキング道は、シャモニー定番のコースで賑わいを見せます。(全長6km、約3時間。)
ほぼ水平道で、左下眼下は谷底のシャモニーの町、右を見上げるとシャモニー針峰群が連なります。

Photo

Photo_2

最初に眼に入るのはナンチョン氷河末端が直ぐ上に見えます。

1

Photo_5

道端の石かげの花を見たり、沢を渡ったりして約3km進むと、

2

Photo_3

Photo_4

M

右手にMの形をしたこじんまりとした針峰が見えて来ます。M針峰(2867m)と言い、細かい地図にしか載っていません。
尖った山ばかりで圧倒される中、愛嬌ある形が出現してほっと一息つけます。

Photo_12

道はほぼ平坦で歩き易く、左手下はシャモニーの町、

Photo_13

左手遠くは赤い針峰群、Photo_14 足取りも軽く進みます。

再び右上を見上げるとシャモニー針峰群が迫ります。

Photo_6

コースの終り近く道が二つに分かれ、下を行くとモンタンベールへの近道、右を取ると斜面を登るじぐざぐコースです。ガイドは必ずどっちを取りますかと聞きます。右はしんどいけれど後で絶景が待ってます。
Photo_7 モンタンヴェール展望台近くになると、ガレ場に付けた石畳の道が続き、ドリュ峰が除々に見えて
くるのが感動的です。

Photo_8

展望台(標高2100m)では歓びの声が沸きます。メール・ド・グラス氷河の見事な景観です。シャモニー谷の氷河で一番美しいと評判が高く、手前にシャモニー針峰群、奥にグランドジョラスの北壁が望めます。

氷河面の紋様は波型曲線で、メール・ド・グラス氷河の顔です。
氷河が流れ下る道中で落石の多い場所があり、夏の間は氷河面に落ち、冬は雪の上に落ちるからです。
氷河は動いているから季節で筋ができるわけで、時速1cmときいています。

1_2
波の形が曲線になるのは氷河の中央は流れが速く、端っこは遅いからです。

Photo_9

モンタンベールまでの下りはじぐざぐを繰り返し300m下ります。
すると氷河面の紋様は消え泥と小石だらけのものになります。

モンタンベールでは氷河の洞窟を見学する客がゴンドラに乗りばに長い列を作っています。
それを横目で見て電車で下ることにします。
Photo_10 ラックレール式でラックはシングル式です。ユングフラウ鉄道で成功した会社が19世紀終り頃建設しました。

Photo_11 当時は馬車が引っ張っていましたが、蒸気機関車が引っ張り、片道55分かかっていましたが電車では20分です。シャモニーの駅に当時の蒸気機関車が飾られています。

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2009年6月22日 (月)

86. ジェアン氷河空中散歩(下)

2 ジェアン氷河を3連のゴンドラに乗り空中散歩中、ガタンと音がして停まります。撮影のサービスタイムですが、判っていても突然のことで一瞬ドキリとします。それが大クレバスの真上とあればネ。

1

落ち着いて見渡せばモンブランは彼方にデンと座っています。

Photo

動き出して南に眼を転じると、メール・ド・グラス氷河が眼に入り始め、ミディ針峰から来るゴンドラとすれ違いが始まりました。(写真では赤色のゴンドラですが、いまは
青色のものに取り替えています。)

Geant_glacier08 いま、ジェアン氷河の真上です。後ろを振り返るとダン・デュ・ジェアン、グランドジョラスからの連山が続き、ヴェルト針峰群の北側のタレフレ氷河も全貌が伺え息を呑む光景です。

Merhr03r

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メール・ド・グラス氷河が見えなくなると、ヴァレーブランシュ(白い谷)になります。
氷河の裂け目が荒れ狂い、氷柱(セラック)が目立ちます。傾斜がきついため氷河が滑り落ちるとき
出来やすいと言われています。

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Geant_glacier02 ミディ針峰に近づくと雪原にはクライマーの野営テントが目立ち始めました。

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ミディ針峰が見えてきました。スリルに富んだ空中散歩はもう直ぐ終りです。

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